犬が足を引きずる原因・対処法

病気

ヒトに比べワンちゃんは痛みに強いと言われていますが、生き物ですので当然足が痛くて歩き方がおかしいというときはあります。何かのきっかけでということもありますし、気が付いたら突然ということもあります。

犬の歩き方がおかしい=跛行(はこう)の原因としては、大きく別けると以下のようになります。

【跛行の原因】

①筋肉や骨格の疼痛によるもの

痛い場所にもよりますが、体重負荷を避けるために痛い足を挙げるようになったり、痛い足の歩幅の減少が見られます。肩など比較的上の方の痛みではひきずるような感じになることもあります。
外傷や骨折、筋肉や靭帯(じんたい)の損傷、関節炎などが考えられます。

②機械的な跛行

先天的や成長不良、後天的な理由により、骨や靭帯、腱、関節などの長さや角度に異常があるため起こるものです。
股関節形成不全、成長板早期閉鎖など先天的なもの、股関節脱臼や膝蓋骨脱臼など後天的なものがあります(こういったものが起こりやすい素因として先天的な股関節形成不全や膝蓋骨が緩いことがありますが、一応後天的としておきます)。

③神経的な問題

基本的に脳からの”足を動かせ”という信号は、脊髄を通り末梢神経に伝わり足が動きます。
逆に例えば、”石を踏んだ”という刺激は末梢神経から脊髄を通って脳に伝わり”痛い”と認識します。
(脊髄反射という脳を介さないものもありますが、本題から逸れるので割愛します)

この経路のどこかに異常があると足が上手く動かない、悪化すると完全に動かない痛覚など感覚が全くないとなります。
脊髄で信号を遮断する疾患として、椎間板ヘルニアや環軸亜脱臼(首の1番目と2番目の骨の接合が不安定になりずれること)、背骨の骨折などがあります。

頭からの信号がどこかで遮断されるため、その部位以降は異常となります。

例えば頚部に異常があれば、それより後ろ、つまり前後肢ともに麻痺が見られます(正確には前肢の完全麻痺はなかなか起こりませんし、前肢麻痺まで起こると呼吸などの神経も遮断され深刻な状態となる可能性がありますが…)。

よって、前肢完全麻痺で、後肢はなんの問題もないということありえませんし、同様に腰の辺りに問題があれば後肢は異常がでますが前肢は何の異常もありません。

また、基本的に左右両方に異常がでますが、多少の左右差はあるので、軽度の場合は片方だけ異常が見られることもあります。

末梢神経神経の疾患の場合にはその肢だけの問題となります。例えば右前肢だけ完全に麻痺で他はなんともない場合などです。事故や外傷による神経損傷が多い原因です。

④内分泌疾患に続発

稀ですが、副腎皮質機能亢進症や糖尿病で筋異常が見られることもあります。

⑤明らかな外傷

意外と気付かない原因として、足裏に何か刺さっていたり、パットが傷付いている、爪が伸びて刺さって痛い、爪が折れたなどがあります。

【跛行がある場合の対処法】

異常のある肢を触って、明らかに腫れている、とても痛がるなどあれば早めに動物病院に行くことをオススメします。骨格などの場合は、副え木などで動かないよう固定するのが望ましいですが、おそらく家庭では困難かと思います。

間欠的な跛行(1日の中で、跛行があったりなかったりする)の場合は、はっきりした原因がわからないことも多いです。自然と治る場合もあるので、少し様子を見てもいいかもしれません。中枢神経系の麻痺が疑われる場合は、早めに治療した方が予後が良いので、早めに病院を受診しましょう。

基本的には安静にした方が良い疾患が多いので、できればケージレストなどが望ましいです。
骨の異常はレントゲンでわかりますが、それ以外はなかなか病院に行ってもはっきりした原因がわからないことが多く、スッキリしないことも多いかもしれませんが、炎症を抑える薬などで早期にワンちゃんの苦痛を和らげてあげられます。

個人での判断は、なかなか難しいことも多いので、ご心配な場合は早めの受診をオススメします。

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