犬が出すストレスのサインは?ストレスの発散方法って?

「イライラするなあ」「ストレスが溜って爆発しそう」など、
人間は自分の中にストレスが溜ると、言葉や態度に出して外部へ伝えること出来ます。

また、人はストレスを自分で発散することも出来ます。

けれども、犬は言葉を話せません。
その代わり、犬独自の行動やしぐさで、
私たち飼い主に「ストレスを抱えているよ」と教えてくれます。

犬がどんな行動をすれば、ストレスを抱えているのでしょう?
そして、そのストレスをどうやって解消すればよいのでしょうか?

犬が出しているストレスサインに気が付けますか?

犬は、ストレスを感じているとき、どんな行動をとるのでしょうか?

  1. 自分の脚や爪を噛む
  2. 体をなめる
  3. しっぽを追いかける
  4. お腹を壊す
  5. 小刻みに震える
  6. あくびをする
  7. 一か所のニオイばかりを嗅ぐ
  8. 遠吠えする
  9. 耳が後ろに下がる
  10. 暑くないのに、呼吸が乱れる
  11. 排せつの回数が増える
  12. ゴミ箱あさり、服を噛む、おもちゃを破壊するなどのイタズラの回数が増える

犬が出すストレスサインを具体的に知っていると、犬がその行動をみせたとき、
「なにかストレスを感じているんだな」と気づけます。

また、ストレスサインは、犬にとってなんらかの異変の兆しともいえます。

ストレスの蓄積が病気を引き起こすのは、人間も犬も同じです。

確実に、すばやく犬が抱えるストレスに気付くためにも、
ストレスを感じていない、幸せで満ち足りているときの犬の様子もよく観察して知っておきましょう。

犬のストレスの種類って?

飼い主さんが自分の犬が出すストレスサインに気が付いていても、
原因がわからなければ、犬のストレスを解消してあげることはできません。

一体どんなことが犬にとってのストレスになるのでしょうか?

  • 肉体的なストレス
  • トイレが汚い、暑い、寒い、ご飯が足りない、体の不調(痛み、かゆみ)、運動不足など。
  • 精神的なストレス
  • 生活環境が変わった。(引っ越し、家族が増えた、など)
  • 飼い主を信頼できないことから、気が張り詰めている…

など、原因は本当に様々です。

肉体的なストレスよりも、精神的なストレスを抱えている方が問題です。

犬自身の問題ではなく、飼い主さんに問題がある場合もあるからです。

例えば、ふだん犬に信頼されている飼い主さんであっても、
飼い主さんの気持ちが安定せずに、
イライラしていたり、落ち込んだりしていたら、犬はそれを感じ取って動揺します。

どうすれば、犬が抱えるストレスを解消してあげられる?

体の一部だけを噛んだり舐めたりしているストレスサインを出しているとき

①どこか痛いところはないか、どこか痒いところはないかを調べる。

肉球が傷ついていたり、足先に炎症が起きているかもしれません。

また、痒がっているようなストレスサインを見せているのなら、ノミやアレルギーによる皮膚炎を起こしている可能性もあります。

②犬が快適に暮らせるように、環境を整える

体に異常が無いのに、なんらかのストレスサインを出しているときに考えられるのは、
犬の生活空間の温度です。外飼いにしろ、室内飼いにしろ、犬にとって適温かどうかを調べてみましょう。

季節を通じて、20度~25度が適温と言われていますが、
長毛種と短毛種、大型犬と小型犬、若い犬とシニアの犬とで、適温だと感じる温度は違ってきます。

人間が少し肌寒いなあ…と感じる温度が健康な犬にとっては適温と感じる目安です。

体を丸めていたり、ぶるぶる震えているときは、寒いと感じています。

外飼いの犬なら日当たりのいい場所に犬小屋を移す、風除けや毛布などを用意す

るなど、清潔で暖かく過ごせる工夫してあげましょう。

また、犬は蒸し暑さや湿気に対してもストレスを感じます。

換毛期のある柴犬などの犬は、気温に適応できるように、こまめにブラッシングをしてあげましょう。

長毛種の犬は、湿気や気温が高くなる季節は、サマーカットにしてあげると、皮膚炎になったり、熱中症になるのを防げます。

遠吠えをしたり、イタズラばかりするようなときは?

①散歩に行けず、運動不足

その分、飼い主さんが遊んであげたり、
室内でできる新しいトレーニングに挑戦したりして、
犬と飼い主さんだけですごす時間を作ってあげましょう。

トレーニングも遊びも、飼い主さん主導で始めて、
終わるときも飼い主さん主導で終わるように心がけて、
「いつも、大事に想っているよ」と犬に伝わるように、
犬と一対一で向き合っている時間は、犬のことだけを考えてあげてくださいね。

②ごはんが足りていないとき

犬の体重の推移を観察しながら、ごはんの量や質を見直してみましょう。

ガリガリに痩せていて、いつもキチンとご飯を食べさせているのに異様にご飯を欲しがる場合、お腹の中に寄生虫がいることも考えられます。

その場合は、素人判断でご飯の量の増やしたりせずに、獣医さんの診察を受けましょう。

精神的なストレスが考えられる場合

犬が精神的にストレスを抱えていると考えられる場合、
家族が増えた、環境が変わった、など様々な要因があると思います。

飼い主さんが犬にしっかりとしたリーダーだと信頼されていれば、
犬はいずれ環境に慣れて、ストレスを感じなくなります。

犬は、信頼できるリーダーの側にいれば、それだけで幸せで、なにも不安や不満を感じません。

あなたは、犬にとって絶対的に信頼できるリーダーでしょうか?

きちんとごはんを与えていますか?

犬が心地よく生活できるように、
清潔なトイレと寝床を用意して挙げられていますか?

犬に対して、家族として暮らしていくルールを
しっかりと学ばせることができていますか?

まとめ

犬は言葉を話せないけれど、
行動やしぐさで私たち飼い主にいろいろなサインを送ってくれています。

嬉しい、楽しい、腹が立つ…など、表情や足取り、
息使いなどで感情を読み取ることができれば、
きっと、犬が感じているトレスにも、すぐに気がつくことができるはずです。

人間もストレスをため続けると病気になってしまうように、
犬も長い間ストレスにさらされると病気なってしまいます。

健康で長生きしてもらえるように、犬がストレスをためないように生活を楽しみたいですね。